2008年08月06日

お祭りの屋台にみる諸行無常

何もかも、すべて移ろいゆくものである。

それはお祭りに出る夜店・屋台で売られるものもまたしかり。

たこやきやりんご飴、ベビーカステラといった定番は、今なお健在であるが、最近ではあまり見なくなった夜店・屋台ものもある。

私が子供のころ必ず連れて行ってもらったお祭りといえば、三重県紀伊長島町の花火大会。

いまでこそ、その規模は小さくなってしまったが、30年前は、通りの端から端までぎっしりと夜店・屋台が出たものである。

そのなかで必ずあったものは、「生きもの」の屋台。

代表格は「ミドリガメ」。

イシガメなどと違い、直径5cmくらいの、小ぶりの亀である。

当時いくらで販売されていたのか、記憶すらないが、何度と無く父親にねだった記憶がある。

それから、「ひよこ」も売られていた。

ピーピー鳴いているひよこのなかから、一羽を選んで、「おじさんこれちょうだい」といった具合。

これは母親が買ってくれた。

その後この商品としての「ひよこ」は進化を遂げる。

なんと、「ピンクひよこ」が夜店の商品として登場したのである!

おそらく遺伝子工学の粋を集めて、品種改良したものではなく、何かで着色したものであるように思われる・・・。

いま考えると、恐ろしい動物虐待かも・・・。

それにしても、ひよこにとっては過酷な環境で売り歩かれるためだろうか、毎回2〜3日で死んでしまうので、買うのをやめた。

ただ、幼稚園の同級生であった赤木くんは、夜店で買ったひよこをりっぱなチャボにまで成長させた記録の持ち主である。

さて、消えていく夜店・屋台もあれば、あたらしく出てきた商品もある。

先日、伊豆修善寺のお祭りで見かけた商品がこれ。

屋台ロング

「チキンステーキ」

何のことはない、鶏のムネ肉を鉄板で焼いて、調味料を振りかけたものであるが、これが実にいいにおいを放っている。

チキンステーキ

考えてみると、綿菓子やベビーカステラ、お面といったものは、製造単価が激安(お面はきちんとライセンスをとると高いだろうが)で、売値が高いから利益率のいい商売である。

しかし、鶏肉はどうなんだろう。

しばらく、この商売を見守ってみるか・・・。
(私が見守らなくてもいいんだけど・・・)

いずれにせよ、食の安全性が、夜店のおじさんにも求められる時代である。

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zuirushinzan at 10:57│Comments(0)TrackBack(0)clip!諸行無常 

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